輸入住宅が似合う人になるのは大変です

もう10年ほど前のことになりますが、夫の大学時代の先輩の新築祝いにお伺いしたら、豊田市郊外の新居は輸入住宅でした。家具やカーテンなどの内装も考え抜かれていて、お洒落な暮らしぶりやセンスに感激しました。
我が家も数年前にマイホームを購入しましたが、和室もある普通の家です。家を建てる際に、輸入住宅が特に高価というわけではないことも知りましたが、私は押入れのある和室がほしかったので、輸入住宅は考えませんでした。最近は和室を作らない家が多いと聞きますし、それならいっそお洒落な輸入住宅にしようと考える人がいても当然のように思います。
私が輸入住宅を考えなかったのは、自分の生活ぶりが輸入住宅に見合うほどお洒落とは思えなかったからです。この先歳を取ったら、ますます輸入住宅が似合わなくなりそうです。
一方で、娘は輸入住宅に憧れていて、広い庭付きの洋館に住み、ターシャ・テューダーのように暮らしてみたいそうです。輸入住宅は都市部で多く見かけますが、案外田舎の方が似合うかもしれないと思いました。