どうして多くの方が輸入住宅のマイホームに関心を持っているのでしょうか?
まず第一に、インターネットやスマホの普及により、そもそも海外の住宅や暮らしを知らなかった層が輸入住宅に関心を持っているのだと思います。また、ひと昔前の日本人には国内の住宅メーカーでしか安くて良い住宅は作れない!という先入観や固定観念がありました。材料の輸入といった物理的・技術的なコストも、インターネットの登場や、建築技術の向上など様々な課題がクリアされたことによって、解決されつつあります。なので、現在はそういった要望に応える建築事務所も増え、作りたい住宅を相談すれば以前よりも、手軽に、安く、良いものが作りやすくなっています。
むしろ景気の悪化や五輪需要による材料費の高騰で、国内の住宅メーカーは相対的に高く、均一化されていて個性がない、というイメージさえある時代です。こういった経緯から、輸入住宅が住環境の選択肢の一つに上がってきたのは当然といえるでしょう。